ローソク足チャートの見方・読み方|2本の組み合わせから分析

ローソク足とは、始値、安値、高値、終値から構成されているもので、一定期間における株価の値動きを表します。
例えば株のチャートにおける日足のローソク足では、1日の始値、安値、高値、終値を表しています。

ここでは絵を使って確認していきましょう。
例えば
始値=400円
安値=395円
高値=420円
終値=415円
の場合、以下のようなローソク足になります

今回は始値<終値となっていて、簡単に言えば値上がりした形で、この場合のローソク足を陽線と言います。
今回は陽線を赤色で表示しました。

陰線についても見ていきましょう。
ローソク足の陰線とは始値>終値で株価が値下がりした形です。
今回は陰線を青色で表示します。
始値=415円
高値=420円
安値=395円
終値=415円
この場合のローソク足を見てみましょう。

ここでは陽線を赤色、陰線を青色で表示しましたが、チャートツールによって表示色は異なりますので注意してください。
(チャートツールによっては陽線=青色、陰線=赤色と全く逆の色使いのパターンもあります。)

また、1本のローソク足において始値と終値で囲まれている箇所を実体と呼び、高値と安値の上限の線をヒゲと呼びます。
特に上のひげを上ヒゲ、下のひげを下ヒゲと呼んだりしますので、それもあわせて覚えておいてください。

ローソク足は相撲の星取表のようなもので陽線のローソク足が多い時には調子が良いとき、陰線のローソク足が多い時には調子があまりよくないときという見方をすることもできます。

なお、ローソク足チャートとは、このローソク足で構成されたチャートのことを言い、チャートと言えば基本的にはこのローソク足チャートのことを指すことが多いです。

ローソク足1本の見方|株価動向の読み方一覧

ローソク足1つから、その株の現在の状況や今後の株価動向を読む方法があります。
ここではローソク足1本の有名な形を一覧で紹介していきますので、見方や株価動向の読み方を想像しながら勉強していきましょう。

大陽線

大陽線とは、始値=安値で終値=高値のローソク足の形で、上下にヒゲがないのが特徴です。

この形は、力強い上昇を示しており、株価動向の読み方としては、その後も株価が上昇傾向になることを想定するとよいでしょう。
相対的に見て株価が低い位置で推移している際に、このローソク足のパターンを見つけた際にはその後上昇トレンドを形成する可能性を考えるとよいでしょう。

大陰線

大陰線とは、始値=高値で終値=安値のローソク足の形で大陽線と同様、上下にヒゲがないのが特徴です。

大陰線では下落方向への力強さを感じることができます。
大陰線のローソク足のパターンを天井圏で見つけた際には、その後は株価が下落するのではないかと考える読み方が普通です。

カラカサ

カラカサとは下ヒゲが長いローソク足の形です。

これは、株価が下落したものの、安くなったところで投資家の買いが多く入ってきた様子がわかります。
カラカサのローソク足のパターンを、株価が相対的に見て安い位置(底値圏)で見つけた場合には相場が下落トレンドから上昇トレンドに反転するという読み方が基本になります。

トンカチ

トンカチとは、上ヒゲが長く伸びた形で、カラカサの逆パターンと考えるとよいでしょう。

トンカチのローソク足のパターンを株価が相対的に見て高い位置(天井圏)で見つけた際には、相場が上昇トレンドから下落トレンドに転じるのではないかという読み方が基本になります。

以上がローソク足1本から分析する方法として有名なものです。
ローソク足1本から今後の株価動向を読む方法は、ここで紹介した読み方以外にも多数ありますが、まずは今回紹介した基本的なものを覚えておきましょう。
次に、ローソク足2本から、その株の現在の状況や今後の株価動向を読む方法について学習していきます。

ローソク足2本の組み合わせの見方|株価動向の読み方一覧

ローソク足2本の組み合わせから、その後の株価動向を読み、投資判断としていく方法もあります。
2本のローソク足を組み合わせて1本にして考えると、わかりやすいです。

以下に2本のローソク足の組み合わせとして有名なもの一覧を紹介していきます。

かぶせ線

かぶせ線とは、以下のような2つのローソク足の組み合わせのことを言います。
2つのローソク足を組み合わせて1つのローソク足として考えるとわかりやすいです。
今回のかぶせ線の2つのローソク足を組み合わせると、先ほど1つのローソク足パターンで勉強したトンカチと同じ形になることがわかります。

かぶせ線をチャート上の天井圏で見つけた際の今後の株価動向の読み方は、トンカチと同様にその後下落する可能性を考えるとよいでしょう。

切り込み線

切り込み線とは、以下のような2つのローソク足の組み合わせのことを言います。
今回も2つのローソク足を組みあわせて1本のローソク足にして考えてみましょう。

上の絵で見ていただけると分かるように、1本のローソク足に組み合わせてしまえばカラカサと同じような形になります。
チャート上の底値圏でこの形を見つけたら「底打ちして株価が上昇に向かうのでは?」という読み方が一般的です。

はらみ線

はらみ線とは2本目のローソク足が1本目のローソク足の範囲内に収まる組み合わせのことを言います。
陰の陽はらみという組み合わせパターンと、陽の陰はらみという組み合わせパターンの2種類があります。
こちらも2本のローソク足を組み合わせて1つのローソク足として考えてみましょう。

・陰の陽はらみ

・陽の陰はらみ

以上の絵を見ていただくとわかりやすいですね。
陰の陽はらみの組み合わせの場合は底打ちして上昇に向かうサインとして、また、陽の陰はらみの組み合わせの場合は天井となってその後下落するサインとして利用できます。

つつみ線(抱き線)

つつみ線とは、抱き線とも言い、2本目のローソク足が1本目のローソク足をすっぽりとつつんでしまっている組み合わせパターンのことを言います。
1本目が陰線で2本目が陽線の組み合わせパターンもあれば、その逆もあります。
今回も他の組み合わせのときと同様、2本のローソク足を1本のローソク足にまとめることでわかりやすくなります。

このつつみ足の組み合わせパターンは「底打ちのサインとなるのでは?」という読み方が基本的な考え方です。

こちらのつつみ足の組み合わせパターンは「天井打ちのサインとなるのでは?」という読み方が基本となります。

2本のローソク足の組み合わせは、見つけるのはそこまで簡単ではありません。
ただ、どうしてその組み合わせの形になったのか、投資家心理を考えてみることは勉強になります。

ぜひ、お使いの証券会社のチャートツールを利用するなどして、2本のローソク足の組み合わせパターンを探してみてください。

スイングトレードで使うローソク足は日足チャートが基本

これまでローソク足の成り立ちや見方、読み方を学習してきましたが、ローソク足はその期間によっていろいろな種類があります。

・5分足
・日足
・週足
・月足

などがよく使われる種類で、5分足のローソク足では5分間における始値、安値、高値、終値を表しており、月足のローソク足では1か月における始値、安値、高値、終値を表しております。

本サイトは、チャート分析によってスイングトレードでの利益を狙う方を対象としておりますが、スイングトレードの場合は日足のローソク足チャートを利用するのが基本と考えてください。

数日から数週間での取引で利益を狙う場合は日足チャートが適しているためです。

ローソク足の分析だけで稼ぐ?

ローソク足の見方、読み方を学習するとそれだけで投資判断をして利益を狙えるのではないかと考える方もいるかもしれませんが、実はこれはなかなか難しいです。

ただ、他のテクニカル指標やチャート分析などにローソク足分析を加えることで、より負けにくくなるとも考えられます。

ローソク足の分析だけでスイングトレードに取り組むのは難しいですが、一方で最低限身に着けておきたい、必要知識と考えましょう。

まとめ

ローソク足チャートは、ローソク足から構成されております。
それぞれのローソク足がどのように形作られているかについては覚えておきましょう。

また、1本のローソク足の見方、読み方に加えて、2本のローソク足の組み合わせの見方や読み方の基本的なものも覚えておくことで、より、実践に強くなると考えましょう。

また、ローソク足チャートにおける窓や窓埋めの法則についてのページも合わせて勉強しておくことで、さらにローソク足チャートの理解が深まると思いますので是非、参考にしてみてください。

参考:ローソク足チャートの「窓」、「窓埋めの法則」とは?

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