グランビルの法則とは?株スイングトレードでの見方、使い方

グランビルの法則とは?株スイングトレードでの見方、使い方 _株初心者チャート入門

株のスイングトレードで勉強を進めていると、グランビルの法則という言葉を見ることがあると思います。
ここでは、グランビルの法則の使い方と、グランビルの法則を利用した株価動向の読み方について勉強していきましょう。

なお、移動平均線についての学習がまだ済んでいない人は先に移動平均線の勉強を済ませてからグランビルの法則の勉強に進んでいただくことで、より理解しやすくなることと思います。

参考:移動平均線とは?ローソク足チャートでの見方、使い方

グランビルの法則とは?

グランビルの法則とは、株価と移動平均線の関係から株価の今後の動向を捉える考え方です。
まずは以下の絵を見てください。

グランビルの法則とは?株チャート見方、使い方 _株初心者チャート入門

赤色の折れ線グラフが株価の動き、緑色のグラフが移動平均線と考えてください。
何日の移動平均線を利用するかは、その株と移動平均線の相性によって異なりますが、スイングトレードの場合は、日足のローソク足チャートと5日、10日、25日の移動平均線を使っていただくと分かりやすいと思います。

株価の状況と移動平均線の関係について各番号ごとに解説します。
グランビルの法則は、大きく8つのタイミングがあり、それぞれ買いのタイミングとして4パターン、売りのタイミングとして4パターンに分かれます。

まずは4つの買いのタイミングを見ていきましょう。

【買いのタイミング】

赤色で示した番号が買いのタイミングになります。
それぞれ、以下のようなイメージになります。

①の買いタイミング
移動平均線が横ばいになりつつあるタイミングで株価が移動平均線を上に抜けたタイミング。

②の買いタイミング
移動平均線が上に向かいつつあるタイミングで、株価が移動平均線より大きくかい離した買いタイミング。

③の買いタイミング
株価が調整して一時的に下落したものの、移動平均線で再度反発して、株価が上昇へと向かう買いタイミング。

④の買いタイミング
移動平均線、株価がともに下落傾向であるものの、株価が大きく下落して移動平均線とのかい離が大きくなったタイミング。

【売りのタイミング】

続いて、グランビルの法則における売りのタイミングを見ていきましょう。
青色で示した番号が売りのタイミングになります。
それぞれ、以下のようなイメージになります。

①の売りタイミング
株価が上昇するものの、移動平均線とのかい離が大きくなった売りタイミング。

②の売りタイミング
移動平均線が横ばいとなりつつある段階で、株価が移動平均線を下に抜けた売りタイミング。

③の売りタイミング
移動平均線が下落傾向にあるものの、株価が上昇して移動平均線より大きくかい離した売りタイミング。

④の売りタイミング
移動平均線が下落傾向にある中、株価が一時的に力なく上昇するものの、移動平均線手前で跳ね返される売りタイミング。

以上が基本的な考え方です。
お使いの証券会社のチャートツールを利用しても、グランビルの法則通りのきれいなチャートの形を見つけるのは難しいかもしれませんが、それでも、タイミングごとの考え方は非常に参考になります。

例えば、③の買いタイミングは、上昇トレンド最中に一時的に調整したタイミングと考えられます。
上昇トレンドに乗って利益を狙うトレンドフォロー投資手法を考えた場合には、この株価が一時的に調整したタイミングで買う戦略は初心者にもおすすめの、利用価値の高い株を買うタイミングと考えられます。

参考:トレンドフォロー投資手法での稼ぎ方、継続して儲ける方法

チャートで見てみよう

実際のチャートを利用して、様々なタイミングを見ていきましょう。

【チャート1】

グランビルの法則とは?チャート _株初心者チャート入門

こちらのチャートは、ローソク足チャートに10日移動平均線を表示させたものです。
必ずしもきれいな形とは言えませんが、グランビルの法則でいうところの①の買いのタイミングと③の買いのタイミングがあることがわかります。
特にグランビルの法則の③の買いのタイミングである調整した押し目買いのタイミングが何度かあるように見えます。

【チャート2】

グランビルの法則とは?チャート 2_株初心者チャート入門

グランビルの法則では、株価と移動平均線の形として紹介しましたが、2本の移動平均線をグランビルの法則に当てはめて考えることもできます。
例えば、上のチャートを5日移動平均線と25日移動平均線の関係をグランビルの法則に当てはめて考えてみましょう。(5日移動平均線:赤線 25日移動平均線:青線)

5日移動平均線が上昇しようとしては25日移動平均線を上に抜けることなく下落しているタイミングが何回かあることがわかりますが、これは、グランビルの法則で紹介した③のタイミングと考えることができます。
株を保有している場合は手放すべきで、また、株を買うタイミングとしてはあまり好ましくないと考えることができます。

いかがでしょうか?
買いのタイミングをとらえる際の考え方として、グランビルの法則は非常に利用価値が高いと考えられます。

ここで紹介したもの以外にも、是非、お使いの証券会社のチャートツールを利用してグランビルの法則での買いタイミングを探してみてください。
ただ、形を探すのではなく、その時々の投資家の心理についても考えてみることで、より理解が深まります。

おすすめのタイミング

グランビルの法則でのおすすめのタイミング _株初心者チャート入門グランビルの法則は4つの買うタイミングと4つの売るタイミングから構成されていますが、特におすすめしたいのは

①の買いタイミング
③の買いタイミング
②の売りタイミング
④の売りタイミング

の4つです。

買いのタイミングとしては、上昇トレンドがまさに今始まったタイミングとなる①や、上昇トレンドを確認してから調整した③のタイミングを狙うのがおすすめです。

また、保有している株において、②や④の売りのタイミングが来た場合には注意が必要です。
この場合は、保有を続けるよりも一度売却をして仕切り直しとしたほうが賢明な判断となる可能性が高いためです。

グランビルの法則に限った話ではありませんが、知識は実際の株取引の段階で使えてこそ意味があります。
株取引の段階で使える知識としていくためには、スイングトレード専用の勉強ノートなどを用意して、ノートに気が付いたことや大切なことなどを書き留めながら勉強を進めるとよいでしょう。

まとめ

グランビルの法則とは、株価と移動平均線の関係から株価の動向や現状を把握する考え方を言います。

買いのタイミングの読み方として4つ、売りのタイミングの読み方として4つの見方があり、特に利用価値の高い読み方については、実際のチャートを利用して確認してみてください。

また、株取引の実践段階で使える知識にしていく方法として、スイングトレード勉強ノートを用意して、チャートを見て気が付いたことや、大事な見方、考え方を書き記していくことをおすすめします。

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