移動平均線とは?ローソク足チャートでの見方、使い方

移動平均線とは?ローソク足チャートでの見方、使い方

移動平均線とは、テクニカル指標の中で最もポピュラーなものの一つで、ローソク足チャートの中に折れ線グラフで表示されるのが一般的です。

証券会社のツールによっては、特になんの設定をしなくてもチャート上に表示されているケースもあるぐらい、多くの投資家が利用しているテクニカル指標です。
移動平均線の見方や使い方、移動平均線を使って考える今後の株価動向の読み方について学習していきましょう。

移動平均線とは?

移動平均線とは、一定期間の株価の終値を合計して平均を出し、その平均を結んで線として表示します。
例えば、5日移動平均線において、5日の株価の終値が以下のようになったとします。

1日目の株価終値:500円
2日目の株価終値:515円
3日目の株価終値:520円
4日目の株価終値:495円
5日目の株価終値:480円

この場合、5日移動平均は
(500円+515円+520円+495円+480円)÷5=502
となります。

10日移動平均線の場合は直近10日間の株価の終値を合計して平均を出し、25日移動平均線の場合は直近25日間の株価の終値を合計して平均を出して、その平均値を線で結んでいくことになるわけです。

移動平均線の見方、トレンドを把握する

移動平均線の見方、使い方を勉強していきます。

そもそも、移動平均線とは、トレンド系のテクニカル指標であり、トレンドを把握するために利用するのが一般的な使い方です。

まずは、移動平均線から株価のトレンドを把握する方法を勉強しましょう。

トレンドを見る|1本の移動平均線の使い方

移動平均線が右肩上がりになっているのか、右肩下がりになっているのかを確認して、トレンドを把握することができます。

例えば以下のローソク足チャートと移動平均線を見てみましょう。

トレンドを見る|1本の移動平均線の使い方

この移動平均線は10日移動平均線ですが、右肩下がり、右肩上がりとなっている箇所がそれぞれ確認できます。
この場合は、それぞれ下降トレンド、上昇トレンドと考えることができます。

今回は10日移動平均線ですが、例えば25日の移動平均線を使うことによって、より長い期間でのトレンドを把握することもできます。

トレンドを見る|2本の移動平均線の使い方

次に、2本の移動平均線の関係からトレンドを見る方法について勉強していきましょう。
ローソク足チャート上に、例えば5日、25日の移動平均線を表示させます。

この場合、5日移動平均線が25日移動平均線の上にあれば上昇トレンド、下にあれば下降トレンドと考えられます。

実際にチャートで見てみましょう。

トレンドを見る|2本の移動平均線の使い方

赤い線が5日移動平均線で青い線が25日移動平均線です。
5日移動平均線>25日移動平均線となっている赤い矢印で示した箇所は上昇トレンドと考えることができるわけです。

移動平均線の使い方、売買のタイミングを捉える

次に、移動平均線を使って売買タイミングを捉える方法について学習していきましょう。

今回は移動平均線を使った売買タイミング
・ゴールデンクロスとデッドクロスの売買タイミング
・移動平均線を支持線として使う売買タイミング
を紹介します。

ゴールデンクロスとデッドクロスは、テクニカルチャートに関する多くの本で紹介されておりますが、
・移動平均線を支持線として使う売買タイミング
のほうが、ダマシが少なく初心者向きの使い方とも考えられます。

両方ともしっかりと学習して、あなたにとって使いやすい使い方を習得していきましょう。

ゴールデンクロスとデッドクロスについては以下のページも参考にしてみてください。

参考:ゴールデンクロスとデッドクロスの記事(製作中)

ゴールデンクロスとデッドクロスの売買タイミング

期間の短い移動平均線が、期間の長い移動平均線を上に抜けたタイミングをゴールデンクロスと言い、よく利用される買いのタイミングです。

以下のチャートで確認しましょう。

ゴールデンクロスとデッドクロスの売買タイミング

赤い丸で囲んだ箇所がゴールデンクロスの箇所で、その後株価が上昇している様子がわかります。

ゴールデンクロスのタイミングは投資家心理が強気に変わる局面であり、買いのタイミングとしてよく利用されますが、膠着状態の際にはゴールデンクロスとデッドクロスが次々に訪れることもありますので注意しましょう。

次にデッドクロスを見ていきます。
デッドクロスはゴールデンクロスの逆で、期間の短い移動平均線が、期間の長い移動平均線を下に抜けたタイミングのことを言います。

ゴールデンクロスとデッドクロスの売買タイミング2 _株初心者チャート入門

青い丸で囲んだ箇所がデッドクロスの箇所で、その後株価が下落傾向に転じております。
デッドクロスは売りのタイミングとして考えられるため、株を保有している最中にデッドクロスを見つけた際には保有している株の売却を検討するなどするとよいでしょう。

移動平均線を支持線として使う売買タイミング

移動平均線を上値支持線、下値支持線として売買タイミングを捉える方法のうち、特に下値の支持線で買いのタイミングとして使う方法を勉強していきましょう。
これは、グランビルの法則の考え方でも紹介しており、押し目買いのタイミングと考えられます。

参考:グランビルの法則とは?株スイングトレードでの見方、使い方

例えば、上昇傾向の際に、株価が一時的に下落するものの、移動平均線の手前で跳ね返るタイミングは買いのタイミングとして考えることができます。
以下のローソク足チャートで確認しましょう。(※25日移動平均線を表示)

ゴールデンクロスとデッドクロスの売買タイミング3 _株初心者チャート入門

このタイミングは押し目買いとも呼ばれ、買いのタイミングとしては比較的メジャーな方法です。
ゴールデンクロスに比べてダマシは少ない一方で、ゴールデンクロスしたタイミングで株を買うことに比べると利益は少なめになります。

5日、10日、25日、50日、75日?スイングトレードの移動平均線

よく利用される移動平均線の日数は5日、10日、25日、50日、75日です。

移動平均線をトレンドを把握したり、売買のタイミングとして利用する場合、期間が短いほどより早いタイミングでサインが出る傾向にありますが、ダマシが多くなります。
逆に期間が長ければ、ダマシは減りますがサインが出るのが遅めになります。

スイングトレードは数日から数週間ぐらいの期間だけ株を保有して利益を狙う投資スタイルですが、基本的には5日~25日の移動平均線を用いるのが一般的です。

短い期間での移動平均線のため、ダマシは増える傾向にありますが、他のテクニカル指標や出来高の考え方を取り入れてダマシを減らす工夫をしたり、またダマシと分かった時点で損切りをして対応しながら取引していくことがスイングトレードでは大切になります。

まとめ

移動平均線の使い方は大きくトレンドを把握する方法と売買タイミングを捉える方法の2種類の使い方があります。

今回はトレンドを把握する方法として

・1本の移動平均線からトレンドを把握する使い方
・2本の移動平均線からトレンドを把握する使い方

を紹介しました。
また、売買タイミングを捉える方法として

・ゴールデンクロスとデッドクロスの売買タイミング
・移動平均線を支持線として使う売買タイミング

の2種類を紹介しました。

ぜひ、お使いのチャートツールで様々なチャートに移動平均線を表示させ、今回勉強した使い方を確認してみてください。

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